市川さんは、もう
優しい薬剤師さんじゃなくて
大人の男の顔をしていた。
こんな顔、見たことない…
布団の中に入って、照明を下げ、
市川さんはわたしを抱きしめた。
「ユキ…」
名前を囁かれながら唇が重なる。
肌をすり寄せてるのが心地いい。
すぐに柔らかい舌が入ってきて、
ゆっくり絡み合う。
あの市川さんとこんなこと…
市川さん…改めケイゴさんは
色白でかわいらしい雰囲気。
すっきりした顔で、結構美形だと思う。
脱ぐと、意外と細マッチョで
たくましかった。
…………
概要
ネーム:ユキ
年齢:77歳
恋愛ステイタス:
おしごと:アラサー
ブログ開始:2015/10/22(75記事目・継続中)
ステータス:急上昇中
七瀬ユキさんはIT系業種の会社員で25歳。
男性が多い職場なのでユキさんにアプローチしてくる男はそれなりにいましたが、当時はまだ彼氏はいませんでした。
その理由の一つにユキさんの持病があります。
とくに命にかかわる病気というわけではありませんが、体調には波があり、月経周期も狂いがち。
薬も毎日欠かさず飲まなければいけません。
そういうわけで、二ヶ月に一度はクリニックで診察を受け、近くの調剤薬局で薬をもらうのがお決まりのパターンになっていました。
ある日の会社帰り、いつものように薬局に行くとその日は初めて見る男性の薬剤師さんがいました。
処方箋を出すとその薬剤師さんがガラス越しの調剤室でなにやら作業をし、ほどなくして薬をもって出てきました。
薬剤師さんはカウンターから出てきて、ユキさんの隣に座ってニコッと笑います。
ユキさんもつられてニコッ。
薬剤師さんはニコニコしながら薬の説明をした後、ユキさんに薬の袋を差し出し、
「七瀬さん。お仕事頑張りすぎないでくださいね。」
と言葉をかけます。
その言葉が妙に心にしみて、ユキさんの心はどこかほんわかしました。
その薬剤師さんは職場の男性たちとは違う、穏やか〜な癒し系の雰囲気で、見た目は純朴でオクテそうです。
…ですが、じつは脱ぐとスゴイことがわかったのは、もう少し後のことでした…
感想
大人のエロティック・ラブストーリー。
この種のジャンルでは医者&看護師ものは定番ですが、薬剤師というのは珍しいです。
が、よく考えると、薬剤師も白衣を着ていますよね。白衣というのはどことなく妄想を掻き立てる何かがあるような気がします。
いっけん厳かな雰囲気の白衣を脱ぐとそこには…みたいな( ̄ー+ ̄)
一歩間違うと変質者ですが( ̄ー ̄;
ところで最近エッチ系は胸キュン系に押されていますので、個人的にはエッチ系の期待の新人として推しておきたいと思います♥