バレー部の合宿があった。
学校には冬限定で自転車通の子が入る寮があった。合宿はそこで行われる。
かなり疲れたけど、夜は女子ならではの恋愛トーク!
いつも聞かれる付き合うなれそめやらをみんな告白して、キャーキャー言って盛り上がった。バレー部にもにわかカップルの子がいた。
「ねぇ~近藤くんとみっちゃんって経験済み?」
誰かのこの質問からみんなの経験話になった。
私はまだ雅樹くんとは何もないからみんなの話を聞くだけ..。
未知は顔の前で手を振って全否定していた(笑)
「双葉ちゃんは?立花くんとキスしたの?」
質問の標的が未知から私になった!
いきなり自分に向けられた質問にドギマギ。
「あっ私はまだ立花くんとは何も….手も握ってないし」
えーーーーー!!!!!
みんな驚いてた!…………
概要
ネーム:双葉
年齢:38歳
恋愛ステイタス:既婚
おしごと:ぐ~たら主婦
ブログ開始:2015/6/20(362記事目・継続中)
ステータス:ブログランキング10位
双葉(加藤双葉)さんが立花(立花雅樹)クンと知り合ったのは中学1年のとき。
中学に入学した双葉さんは早速バレー部に入り、幼馴染のコンちゃんはバスケット部に入りました。コンちゃんは友だちの立花クンといつもふざけあっていましたが、最初のころは部活も違うし、たんなる友だちの友だちというかんじでした。
それがちょっと変化したのは、双葉さんの友だちの未知ちゃんがコンちゃんと付き合いはじめたときから。
でも最初しばらくは、未知ちゃんとコンちゃんのカップルに双葉さんと立花クンがくっついて四人で遊んでいても、とくに立花クンを意識することはありませんでした。
中学2年になると、学校の同級生たちはなんだかみんな色づき始めて、あちこちでカップルができるようになります。
そんなとき、風のうわさに友だちのカヨちゃんが立花クンに告白したことを耳にします。
立花くんもカップルになっちゃうのかな?…
そんなこと考えていると、双葉さんの胸の奥はなぜかちくっとしました。
そして、修学旅行が近づき、カップルの人たちは修学旅行の自由時間を一緒に行動する計画を練り始めています。
未知ちゃん&コンちゃんも、もちろん二人で楽しそうにスケジュールを考えています。
いいわよわたしは、だれか友だちにくっついていくから…
そんなふうに考えていたある日、双葉さんは立花クンに呼び止められます。
「あっ!加藤さん!」
「え?」
「あの…修学旅行用に俺、あまってるんたけど?」
「???」
ポカーンとしている双葉さんの横で未知さんがニヤニヤ。
「やっぱり立花くん、双葉のこと好きなんだぁ?」
え、好きなの?
感想
中学時代から就職して社会人になるまでの青春ラブストーリ。もちろん胸キュンです。内容は…たぶんみなさんの想像している通りです( ̄ー+ ̄)
ところで双葉さんのブログではところどころ視点交替(双葉さん視点と立花クンまたはそのほかの人の視点)が入ります。(一応「実話に基づく」ので「後から本人に聞いた話による」ということになっています。)
こういう視点交替のライトノベルをたまに見るのですが、ほとんど女性著者です。身近な男性諸氏に聞いたところ、すごく違和感があるようです。
男性は相手の立場に立って考えることがあまりないのかなあ…とふと思いましたが、全然関係ないかもしれませんヾ(  ̄▽)ゞ