「アオイちゃんはサナと仲いいんだよね?」
いきなり話しかけられ離れるタイミングを逃した。
「はい…」
「サナが来る度よくアオイちゃんの話をしてたんだよ。だから、見た瞬間この子だってわかったんだよね(笑)」
サナは一体どんな話をしていたんだろう…
変なこと言ってなかっただろうか…
気になっちゃってしょうがない(笑)
気持ちを落ち着けるためにカルピスを飲んだ。
「美味しい…」
温かさと甘さで表情が緩んだ。
「でしょ?俺ねカルピス作るのうまいんだよ!!」
凄く嬉しそうに笑うからつられて笑っていた。
「やっと笑ったね♪」
その笑顔と言葉で顔が熱く…
そして、再び心臓が激しく動いた。…………
概要
ネーム:碧衣
年齢:30歳
恋愛ステイタス:未婚
ブログ開始:2015/1/31(221記事目・継続中)
ステータス:ブログランキング10位
アオイさんはショッピングモールの雑貨屋さんで働いている20歳になったばかりの女の子。
それまで男の子と付き合ったことも、好きになったこともない奥手の女の子でした。
そんなアオイさんの手を引っ張って、いつもいろいろな所に遊びに連れ出そうとするのは保育園の頃からの幼なじみのサナさん。
サナさんは奥手のアオイさんとは対照的に行動的で社交的。知り合いもたくさんいて、アオイさんをコンパや飲み会に誘ってはいろいろな人を紹介してくれるのですが、引っ込み思案のアオイさんはいつも逃げ出してしまいます。
それでもサナさんはいつもアオイさんの味方になってくれて、腰の重いアオイさんを後押ししてくれるのでした。
その年の忘年会もサナさんに無理矢理連れてこられたオシャレなお店。
お店に入ると店内にいた人がいっせいに注目し、みんなサナさんの知り合いみたいでさっそく次々とハイタッチやハグをして和気藹々としたムードでした。
たくさんの人に圧倒され気押されてしまったサナさんはドアの前に立ち尽くし、すでに帰りたくなってしまいました。
「ゴメン。帰る……」
サナさんにメールを打ちながら店を出ようとドアに向かったときに、
ドン!
メールに集中しすぎて人にぶつかってしまいました。
「す…すいません!!」
顔を上げると、そこにはイケメンの男性が鼻血を出して立っていました。
なんとその男性はそのお店の店長。
こうしてアオイさんの初めての恋の舞台の幕が開けるのでした―
感想
胸ド・ド・ド・ドッキュン!キュ~~ン!!
です(笑)♥
はじめましてなんですが…よろしいですか?~ドキドキ❤⃛キュンキュン時々ハレンチです♪(GIRL’S Talk Blog)